当ホテルでは、ケージレスでのお預かりなので、避妊去勢手術を行っていないワンちゃんはトラブルの原因となることがありま。ご利用の際には避妊去勢手術を行ってからご利用ください。(生後6ヶ月未満のパピーは除く)
意外と知られていない「未去勢・未避妊」の犬のストレス
意外と知られていないのが、去勢をしないことによるオス犬のストレスについてです。
オス犬の発情は、メス犬のそれとは違って、定期的にやってくるのではなく、交尾できる状態のメス犬の臭いを感じて起こります。繁殖の目的はなく、家庭犬として暮らしいているオス犬にとって、
性的欲求が満たされないと、イライラしたり、興奮しやすくなったりします。
運動やトレーニングによってそのストレスを発散させるというのは、相当大変なことです。さらに、『人』が多く住んでいるエリア、集合住宅で暮らしている場合は、当然飼われている『犬』の密度が高い中で生活しています。たくさんのメスの匂いを嗅ぎ当てても、そこに行くことができないストレスは負荷が相当高いと思われます。生活環境にかかわらず、メス犬に対して他のオス犬に取られないように攻撃的になったり、自己アピールのためのマーキングも多くなります。
メス犬の場合も、ヒート中(発情期)はホルモンバランスが崩れたり、下腹部の重たさや痛みを感じてイライラし攻撃的になることもあります。ヒートを繰り返すことは心身にストレスをかけることでもあります。
避妊、去勢することでこのようなストレスから愛犬を解放してあげることができます。避妊・去勢手術については、メリットだけでなく、デメリットもありますが、飼い主にとっても愛犬にとっても、最適な選択ができるよう、一緒に考えていきましょう。犬との暮らし方で疑問に感じること心配なこと、お気軽にご相談ください。